NIKEアントラーズカップ
3年生は合宿2日目、少しの緊張感はありながらも自分たちのポジションに必要なウォーミングアップを少人数ごとに行いました。
この年代でこれだけ目的がはっきりしてて、プレッシャーをかけられた試合はなかなか経験できないだろう。
そんな中、今できる1番良い準備を自分たちでできていたのはすばらしい。
1日目の結果から進んだのは
中位トーナメント、上位2チームに入れば来年度のアントラーズカップシード権獲得となる。
トーナメント1回戦相手は、FCパーシモン
バーモントカップでは神奈川県3連覇中、久保建英くんが3・4年生まで居たチームとしても有名な関東の超強豪チーム
🆚FCパーシモン、0-1
入りは前日のアントラーズノルテ戦と同じように組んで行ったが、試合開始すぐにシステムを変更
片方だが、サイドからの仕掛け+ サイドから中への侵入が脅威なので、人数をかけることになった。
それでも侵入されシュートを打たれる場面もあったが、フリーでクリーンなシュートを打たせる事は無かった。相手のコーナーキックに対しても、1本1本集中しこぼれ球にもよく反応ができていた。しかしそういったルーズボールの書き出しやそ相手のコーナーキックに対しても、1本1本集中しこぼれ球にもよく反応ができていた。
しかしそういったルーズボールの掻き出しや、クリアボールがほとんど相手ボールに、ましてや相手ボランチの足元に転がっていくシーンが何度かあった。
何とか前半は0-0
後半、スタートからのシステム変更はしなかったが、選手たちには前半同様に試合の展開によって変化できるようにと伝えた。
やはりさすがの相手、サイドの起点を逆にするだけでなく中央や入り込む位置を浅いところからに変え、逆サイドのポイントとなる選手へフィニッシュとなるボールが来るように変えてきた。
しかし、ボランチのカナミとダイヤにハーフタイムで修正した部分が丁度ハマり、何とかしのげていた。
凌いだボールをサイドバックが右へ左へ長い距離を献身的に走り続けるホウセンに出し、ホウセンは1人2人と交わすが、前半のようにボランチの押し上げが追いつくまでのキープが厳しくなった。
サイドバックが高い位置に引っ張られるということは、センターバックは、カバーリングとしてかなり振られることになる。
時間を追うごとにセンターバックのヒビキとタイヨウの運動量がピークに達してきた。
試合終了まで残りわずかのところで、1度はシュートブロックしたボールが相手の前に落ち、押し込まれ失点。
集中が切れたわけでも無く、悔しいが経験値・これだけのハードな試合を日常的に繰り返しているチームとの差がこの1点になるのだろう。
泣きながら帰ってくる選手たち
「そんな表情で帰ってくるな!何もやれてねーだろ!!」と試合後にかなり叱咤した昨日のアントラーズ戦とは、真反対。
今持てるチカラ、今この相手に出せるチカラは出せてきたんじゃないかな。
緊張した、泣いた。
それだけの思いを持って、試合に臨んだ結果。
「負けて得るものは無い」
が、ただの悔しさ、敗北感では無い
とてつもなく大きな経験値を持って帰ることができた。
試合後、本部に対戦表を確認。
次の試合に勝ち、またその次に勝てば、最後の最後のシード権1つの可能性がある!!
選手たちに「ワンチャンあるぞ!!」と知らせようと荷物置き場に向かうと・・・
みーんな、放心状態😱😱😱
内容を伝えても跳ね返りは無し。。。
うんうん、良くやったよ。でも切り替えよー!!
反応、2%
・
・・
・・・
何とか二足歩行で試合ベンチにたどり着いた選手たちに対戦相手の話と、どうやって行くかシステムと戦術を話する。
対戦相手は、新座片山FC
日本で知らない人は居ないだらう全国の強豪チーム💦
🆚新座片山FC、0-2
んー、放心状態からの試合
試合が進むと、だいぶ戦闘状態に戻ってきた。
全力は出せたか?
ガソリン満タン状態では無いが、そんな中でも目の前の試合、目の前のプレーに全力で行けたか?
行けたのなら、良しとしよう。
今の自分たちがどれほど足りないのか、どんだけ出来ないのかをちゃんと受け止めよう。
最後、順位決定戦
🆚SFAT伊勢原
できる部分とまだまだな部分がはっきりした試合になりましたね。
でも「ミス」の質が変わりました。
理由のないミスがなくなった。
何となくミスしてしまうのではなく、なにかをやろうとしてのミス。
こういったミス(失敗)は成功のもと!
自分たちの試合が全て終了し、決勝戦を観戦。
レジスタFCの強さ、速さ、逞しさを再確認。
同じ学年であり、同じグランドで戦う相手。追いつき、追い越したい相手として観れたか?
小笠原選手からプロ選手になるには!!という話を貰いました。
高い意識を持ってこれから練習に試合に励んで行こう!!
選手のみんなお疲れちゃんでした!!