• 東京都清瀬市で活動しているサッカーのクラブチームです。

3/26、27は、内山グランドにて清瀬・被災地交流サッカーフェスティバル〜マケルモンカ福島復興大会〜でした。

2年目となるこの大会、今回も清瀬市、東京都サッカー協会に後援を受け、素晴らしい大会になりました。

福島県からは3団体、5チームの参加。

レガッテ、ビアンコーネ、富田西。

本当にありがとうございました。

いい天気!!

それだけで、大会の8割が成功な気がする😁

すごく良い雰囲気

子どもたちの笑顔や笑い声が絶えず聞こえる

槙野、遠藤、長友選手たち!!

大会を盛り上げてくださり、ありがとう😊

FC Consorteの選手たち、全試合の審判をやってくれました。ありがとう。

楽しい中にも、真剣勝負あり!

ん?

真剣勝負が楽しいのか💦😁

 

2日目

またまた良い天気!!

この日も笑顔と笑い声が溢れる内山グランド

2日目のイベントゲストはアジア人初のフットバッグ世界チャンピオンの石田太志くん

募金、ありがとう😊

石田太志くんは、高校の後輩(めっちゃ年の離れた💦)

ニンニンくんも来てくれて、試合を盛り上げてくれました。

 

Refinoの選手たちはホストチームとして1日目は3学年全員の参加。2日目はトップチームのみの参加にしましたが2日目に多くの他学年の子たちが遊びに来てました。

フェスティバルを全身で楽しんでいる姿は、7年前にガソリンスタンドにガソリンが無くなり、車ではなく自転車で前カゴに募金箱を置いて1時間弱掛けて内山まで通った期間を思い出しました。

グランドの使用も活動自体も「自粛」で一定期間お休み、グランド使用再開後も照明は「自粛」で日没までに全学年の活動を行いました。

その頃の内山A面は照明が付けれないのでRefinoもConsorteも一緒の時間に練習。

人数も多く、各カテゴリが活動出来る場所も狭くなり、かなりごった返していた。

その時、私たちはどのくらいの期間この自粛や活動規制が続くのかな?いつからフル活動が出来るようになるかな?と考えていた気がする。

今大会の初日夜にウェルカムパーティ(懇親会)を清瀬けやきホールで行なった。清瀬市長も2年連続で参加してくださった。その際、福島のREGATE FC代表のザキヤマさんからの話を聞いて「そーだったんだよな。」と思い出した。

 

「震災が起きてから、あの時はもうサッカーを辞めなければいけないって思った。グラウンドが無い、原発事故で外へ出ることもままならない。もうサッカーをあきらめなければいけないと思った。」

 

私たちもあの震災に対して、様々な想定を超えた事象が起き、ナーバスになっていた時もあった。しかし、サッカーを辞めなければ行けない、チーム活動をやめる。という事まで考えるには至っていなかった。

しかし現実、被災地ではそういった状況であったという事だ。

毎年のようにブログに書いているけれど、いわきナンバーのマイクロバスでこちらに移動している時、途中の某地域ガソリンスタンドで給油をしようと入ると店員が来て、ナンバープレートを見るなり

「給油したらすぐに出てってください。。。」

コレは事実の話です。

原発の放射線問題が明るみになりこういった行為や思いを持った被災者は多いらしい。

 

またコンビニに立ち寄った際、コーチが店のレジで並んでいると、お店に入ってきたおじさんがコーチの所に来て

お「あのバスはあなたのチームのバスかい?」

コ「そうです」

お「何人乗ってんだ?」

コ「○○人です」

お「ちょっと待ってろ」

コ「・・・。」

しばらくしたらアイスを人数分買ってきてくれて手渡してくれて「頑張れよ!!」と言ってくれたらしい。

 

こう言った過去の話に何を感じて、何を思い、今後どんな行動を取って行くのかなど。こちらから強要するものではないけれど

何か将来的に、選手たちの心に残せるものになればと思っている。

 

震災から7年が過ぎ、2018年夏には福島県のJヴィレッジが一部復活する、また最近は福島の消極的なニュースもテレビで見かける事が少なくなり

「復興」モードになってはいないだろうか。

もちろん前に進んで行ってるし行かなければならないので「復興」しているモードは良い事とも捉えられる。

しかし、まだ現実は2万数千人が自宅に戻ることが出来ずにいる。まだ車から降りることのできない、歩行禁止区域がある。そしてなんと、福島の子どもたちが初めて子どもの肥満度ナンバーワンの県になったらしい。

ナゼ?

いまだ自由に外遊びのできない環境。放射線量がまだ新聞に載る毎日。多分、福島の子たちは外遊びに規制がかかることが「当たり前」になっているんじゃないかな?

そのせいで、外遊びも減り肥満が増えたとの予想。

 

外で思い切りサッカーが出来る⚽️環境は

「当たり前ではない」んだね。

「いま仲間とサッカー⚽️ができることは当たり前じゃない。家に帰れば家族がいて、あったかいご飯が出てきて、あったかいお風呂も入れて、あったかい布団で、何の不安もなく寝ることができる」

“これって幸せなことなんだね”

 

子どもたちだけでなく、大人の私たちもこういう機会に色々なモノ・コトに気がつきたい。

疲れタァなんて言ってられない😁

 

今回の大会で、もっともっとサッカーを通して選手たちとスタッフたちと共に学び、成長していきたいと思えました。

多くの関係各所からサポートを頂き、大会を無事終えることが出来て良かったです。

 

この夏も、マケルモンカ福島復興大会にRefinoは参加します。