• 東京都清瀬市で活動しているサッカーのクラブチームです。

だいぶ時間が経ってしまいましたが、アルゼンチンについてまとめたいと思います。

7/21〜8/3までアルゼンチンに行ってきました。

とりあえず無事に日本に到着できて良かったです。

今回の寮はアルゼンチン5大クラブの一つであるサンロレンソのスタジアム内にある寮で生活しました。

スタジアム内に部屋があるので部屋を出ればこの景色。

そして反対側の階段を降りるとサンロレンソのトップチームが練習するグラウンド。

練習しているのをいつでも見れる環境。

施設内にはサンロレンソの各カテゴリーが練習する人工芝のグラウンドが2面。

少し観客席がある試合用の天然芝グラウンドや他にも天然芝のグラウンドが何面もありました。

少年用より少し広めの人工芝のグラウンドはいつでも使わせてもらえました。

またその近くにはキオスクがあり、選手たちが自由に買い物をしていました。

しかし、全てスペイン語で欲しい物を伝えいくらか教えてもらいお金を支払う。

お菓子の味などもあまりよくわからずに試行錯誤している選手もいました。

自由時間は卓球やビリヤードにサッカーゲームをしている選手。

外でサッカーをする選手。

部屋で勉強や睡眠をとる選手。

携帯をいじっている選手。

2週間一緒に生活をしてみて普段どのように生活をしているのかなんとなくわかった気がします。

説明会でも伝えたし、アルゼンチンに着いてからも選手たちに自分で考えて行動するように伝えました。

携帯を禁止にせず取り上げたりもしません。

ただ、ずっと携帯をいじるのはやめようと話をしただけ。

携帯を有効活用できている選手もいたね。

トップチームの練習をビデオで撮っていたり、サンロレンソの選手と写真を撮っていたり。

今回はタイミングが良くサンロレンソのカップ戦も見ることが出来ました。

平日の木曜日21:30過ぎにキックオフ。

この後試合開始後も観客は増え続けホームゴール裏はほぼ満席でした。

平日のこの時間でこの人数はすごい人気だし日本と違う部分を感じられました。

このカップ戦で優勝すると来年のスルガ銀行カップで日本に来ることになるので是非優勝してほしいです。

今回の部屋はこんな感じでした。

2段ベッドが二つであまり広くはないですが生活するには全く問題ない広さ。

ここにきて選手たちが苦労した点がいくつかありました。

停電する。トイレが詰まる。シャワーは部屋では水しか出ない。なので、施設内にあるシャワーを浴びに行くのですがそこもお湯を一気に出すと途中で水になったり止まってしまったり…

2週間のうちに数えるほどしかなかったのですが、日本がどれだけ便利でいつも不自由なく生活出来ているか実感した選手が多かったです。

色々な文化に触れることやこういった経験をすることもサッカーだけでは無く感じてほしい部分でした。

人として成長する。

サンロレンソの下部組織の選手は全員必ずあいさつをしていました。

仲間やコーチだけでは無く、会った人には必ずあいさつ。

いただきますやごちそうさまの文化はないですが、食事の後には必ず作ってくれた人にありがとうと伝えていました。

当たり前のことを当たり前にやっている彼らを見て何かを感じとった選手はいると思います。

食事は栄養士の方がサッカー選手のために毎日料理を作ってくれていました。

味付けが薄く感じたので塩が欲しいと言っても、選手の体を考えてダメだと言われました。

なので栄養面でも全く問題が無く、フルーツも自由に食べることが出来ました。

朝食はパンやクラッカーとコーンフレーク

昼食はパスタが多かったかな?

軽食はパンやコーンフレーク

夕食は色々ありましたが、癖がある料理も少なく基本的に全員残さず美味しく食べていました。

アルゼンチンといえばアサードと言うことでアサードも食べることが出来ました。

アルゼンチンは牛肉の消費量が非常に多い国でアサードという料理が大人気です。

日本人と食べる量が全然違う。

体がでかい選手や当たり負けしない選手が多いのはそういった所がすごく関係していると思う。

サッカーと共に生活をしている文化やコミュニケーション能力がすごく高い人間性。

日本ではなかなか味わえない空気。

大河コーチも13年ぶりのアルゼンチン。

すごく懐かしいし変わっていない部分も多く色々なことを思い出しました。

一生に何度も行ける国ではないので快く送り出してくれた家族や関わってくれている人達に感謝しよう!